先日 出張で訪れたシンガポールにおいて、
若者に共通する、あるポイントに興味を持ちました。

それは、
韓流ファッションの更なる浸透です。

東南アジアは、
クール・ジャパンと表現される
日本のソフトパワーを好意的に受け止めてくれている地域とみられています。
一方で、ドラマ、映画、音楽の分野では、
以前より、日本より韓流文化が優勢でした。
日本のソフト文化のなかで影響力が強いのは、
マンガ、アニメ、化粧メーク、ファッション分野と言われてきました。

今回、街ですれ違う若者のファッションや女性のメークには
以前にも増して韓流スタイルの影響を感じました。

一瞬、ここはソウルかな?
と思い違えることが
何度もありました。

思い返してみると、
クール・ジャパンという語が生まれたのは2002年。
米誌『フォーリン・ポリシー』の論文上で
日本のクールさが語られたのは
今から12年前のこと。

この言葉のモデルとなったのは、
「クール・ブリタニア」。
90年代のイギリス発クールカルチャーを
米ニューズウィーク誌が96年に表現し
盛り上がりを見せたものの、
2000年代に入り、耳にしなくなりました。

2002年から12年が経ち
「クール・ジャパン」の
真価が問われる時期がきている
と改めて感じる出張でした。